レビュー 長倉 顕太『移動する人はうまくいく』環境を変えるだけでいい

今回ご紹介するのは、長倉顕太さんの 『移動する人はうまくいく』です。

こちらの本は、11万部突破しているベストセラーです。

今までの固定観念が変わるかもしれない(!)一冊です。

目次

作者や出版社は?

作者:長倉 顕太(ながくら けんた)
出版社:すばる舎
発売日:2024年4月11日

作者の長倉顕太さんは28歳の時に出版社に転職、その後編集者としてベストセラーを連発されています。

独立後は8年間にわたってホノルル、サンフランシスコに拠点を移して2拠点生活を送り、それまでの経験を活かしたコンサルティング、そして教育事業にも携わっていらっしゃいます。

チカチカ

現在は多数の著書を出版、作家・プロデューサー・編集者として大活躍されています。

こんな人におすすめ!

こんな人におすすめします

自分を変えたい
人生の価値を高めたい
有意義な時間の使い方をしたい
現状を打破したい

チカチカ

こんな考え方があるんだ…!と、きっと視野が広がりますよ~

読んだきっかけ

本屋で見かけてタイトル買い

本屋で平積みされていました。

『移動する人はうまくいく』というタイトルに惹かれて手に取りました。

中身をパラパラ~と確認してじっくり読んでみたいところがたくさんあったので、レジに直行しました。

ほぼタイトル買いです!

チカチカ

「移動」や「行動」というキーワードに惹かれます。
自分がインドア気味の生活を送っているから…?

本の内容は?この本を読んでわかること

どんなことが書いてある?

「移動を続けることで人生の価値が高くなる」こと、そしてその具体的な方法が丁寧に解説されています。

本書では、下記の章ごとに移動することのメリットを説明しています。

・第1章 なぜ、移動する人はうまくいくのか?
・第2章 なぜ、移動中はインプット&アウトプットがはかどるのか?
・第3章 なぜ、移動すると行動力が上がるのか?
・第4章 なぜ、移動する人は仕事にもお金にも恵まれるのか?
・第5章 なぜ、移動すると良い人間関係が増えるのか?
・第6章 移動体質をつくる30のアクションプラン

第6章には、移動体質をつくるための30の方法が記載されています。

チカチカ

きっと、実行できる方法が見つかりますよ!

本書の中で、特に印象深かったところをご紹介します。

意志の力では人生は変えられない

人は「環境→感情→行動」の順で動く

人は、よほど意志が強くなければ自分の行動を管理することができないそうです。

行動するために、まずは環境から変える。

環境を変えるために移動する必要があります。

チカチカ

確かに、ずっと家で過ごしていると気力が湧かない…

チカチカ

外出すると元気になって活動的になれる!

まずは動くこと。

移動することで、自分が本来やりたいことが見えてくる。
そこから才能や能力を開花させることができる。

選択肢を増やすには、「初体験」をし続けること

初体験をし続けることで、知識と経験がアップデートされる

人はずっと同じ場所にいるとその環境に慣れるので、何も考えなくなってしまいます。

「初体験」を続けることで知識と経験がアップデートされ、新しい世界を知ることができ、新しい選択肢が生まれます。

チカチカ

初めてのことをする時って、緊張するけどワクワクもするよね!
できるだけワクワクすることを考えよう♪

「知らないこと」「やったことがないこと」を積極的に選んで、「初体験」を選ぶ。
「初体験」を通じて人生の選択肢を増やそう。

心に残ったポイント

学校教育の選択肢

本書の中で、一番心に残った箇所をご紹介します。

長倉さんの学校教育についての考え方です。

今でこそフリースクールがあったりもするが、それでも不登校が悪いことのように言われているのが現状だろう。
私はアメリカの教育を見ていていいなと思うのは、ホームスクールでもいいということ。
つまり、学校に行かなくてもいいし、オンラインスクールが多くあるし、合わなければ転校するのに抵抗がないし、学年を上げることも下げることもできる、というように選択肢が日本に比べて多い。

移動する人はうまくいく
長倉 顕太
チカチカ

教育を受けるためには、日本では学校一択というイメージ。
アメリカでは選択肢が多いんですね。

私は常々、日本の「みんなが同じことをする」同調圧力がしんどいな、ちょっと生きづらいな、と感じています。

そんな時にこの長倉さんの文章を読んで、ほっとしました。

もしこの先、自分の子どもが「学校に行きたくない」と言うことがあっても、そこまで悲観的にならなくてもいいのかもしれない、と。

とはいえ、ここは日本です。
アメリカと違って、選択肢は多くありません。

そこで、私の結論です。

いつも心にアメリカを!

マインドだけでもアメリカでいよう!

そう心に思うだけで、子どもが思い悩んで行き詰った時に前向きな対応ができるかもしれません。

チカチカ

子どもが悩んだ時に、「今いる環境がすべてじゃないよ」「こんな選択肢があるよ」と言える親でありたいです。

この本を読んで変わった!

行動力が上がった!

旅行の予約をする

本書を読んで、私がまず最初にしたことは「旅行の予約」です。

長倉さんは、

・積極的に引っ越しして移動へのハードルを下げる
・いくつもの住居を持つ「多地域居住」

を推奨されています。

そこで、移動のハードルを下げることができる、気軽にできることは何だろう?と考えて…

チカチカ

そうだ、「旅行」だ!


と思い立ち、早速ホテルの予約を取りました。

今回だけでなく、これからも積極的に旅行の計画は立てていきたいです。

子どもにいろんな経験をしてほしいし、もちろん私自身も楽しみますし。

旅行の思い出はプライスレスです。

経験にお金を使おう

英語の勉強、始めました

英語を学ぶと、人生の選択肢が増える

英語ができると日本の大学受験の際に有利であったり、また、海外の大学も選択肢に入ってきます。

長倉さんのお子さんはTOEFLで満点だったので、試験なしで一流校に入学できたとのことです。

今まで子どもの英語教育に関しては、消極的でした。

「まだ早いんじゃないか」
「子どもがもっと大きくなってからでいいんじゃないか」

って。

これは、英語教育が面倒で、自分に言い訳をしていただけかもしれません。

チカチカ

子どもは英語に興味がなさそうなんだけど…

チカチカ

興味をもつように働きかけるんだよ!

そのためには、まず親の自分が英語を勉強しなければ!と、英語の勉強を始めることにしました。

現在、子どもが楽しく英語を学べる方法を模索中です♪

感想

今まで行動できていなかったのは、環境を変えていなかったから

これが新しい気づきでした。

今までは同じ環境のまま、「なかなか〇〇ができない…」と嘆いていました。

これは、そもそも根本が間違っていたんですね。

こちらの本を読んだおかげで、「まずは環境を変える!」と、今までよりも行動的になることができそうです。

学校教育や英語の勉強についての考え方を変えることもできましたし、視野が広くなりました。

チカチカ

考えすぎずに、まずは移動することですね。
気持ちが軽くなりました!

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