『疲れない体をつくる免疫力』
健康な体作りをしたい方におすすめの一冊です。
作者や出版社は?
著者の安保徹さんは、免疫学を専門とされる医学者の方です。
新潟大学大学院の名誉教授でもあり、人間の持っている自然治癒力や免疫力で病気は治せるという考えのもとに活動されていました。
残念ながら2016年に逝去されましたが、現在も読者からの支持が厚く、多くの著書が出版されています。

安保徹さんの本はこれからも集めたいと思っています!
こんな人におすすめ!
体力をつけたい
免疫体質に変わりたい



本書を読んで自分の体を見つめなおしてみましょう!
読んだきっかけ
安保徹さんは、人間が本来持っている免疫力の重要性について説いておられます。
その考えに感銘を受けて、素晴らしいお医者さんだなと安保徹さんのファンになりました。
安保さんの多数の著書の中でも、こちらの本は『疲れない体をつくる免疫力』…
ということで、体力に自信のない私にぴったり!と思って手に取りました。



疲れを感じやすいので、体力をつけたくて読んでみることにしました♪
本の内容は?この本を読んでわかること
どんなことが書いてある?
本書では、6つの章に分類して免疫力を高める方法が紹介されています。
・2章 今ある「疲れ」を撃退する法
・3章 「免疫力を高める」生き方をしよう
・4章 疲れない体をつくる「熟睡法」
・5章 週末で「免疫体質」に変わる法
・6章 安保式「免疫学」で病気を防ぐ!



盛りだくさんの内容ですよ~!
そもそも「疲れない体」ってどんな体?


「疲れない体」とは、全く疲れを感じることがない体ではなく、疲れていてもすぐに回復する体のことです。
「疲れない体」をつくるには、「自律神経」を整えることが重要です。
「自律神経」は、「交感神経」「副交感神経」の二つに分類されています。
交感神経 | 副交感神経 |
---|---|
昼間に働く 活動・運動時に活性化する | 夕方から夜にかけて働く 休んだり食事をしているときに働く |



どちらか片方に偏らないようにすること。
バランスが大事です!
夏と冬で起床時間を変える
季節によって睡眠時間を変えるとは、一体どういうことでしょう。
夏と冬の違いをまとめてみました。
夏 | 冬 |
---|---|
気温が高く気圧が低い 副交感神経が優位 疲れにくいので、短い睡眠時間でも十分 | 気温が低く気圧が高い 交感神経が緊張 疲れやすいので、長い睡眠時間が必要 |
確かに、寒い冬のほうが夜も早く眠くなるし、朝布団から出るのもつらいです。



冬のほうがしっかり寝ないとつらい、これにはちゃんと理由があったんですね!
この本を読んで変わった!
冷たい飲み物は、口の中で温度を上げてから飲む


冷たい飲み物を飲む時は、口の中で温度を上げてから飲み込む。
すぐにゴックンしない。
冷え性なので、冷たい飲み物はできる限り飲まないようにしています。
それでもとてつもなく暑い日は、お茶やジュースなどの冷たい飲み物が飲みたくなります。
そのまますぐにゴックンと飲み込むと体を冷やしてお腹が痛くなってしまうので、
飲み物を口に含ませて、ある程度温度を上げてからゴックンと飲み込みます。
こうするとお腹が冷えないです!
この習慣が身についたのも、こちらの本のおかげです。



冷たい飲み物だけでなく、アイスクリームなどの冷たい食べ物でもそうしています。
パソコンの作業時間を減らす


パソコンとテレビでは、パソコンのほうが観る時の距離がずっと近いですよね。
それに、テレビよりもパソコンを観ている時のほうが脳が疲れている気がします。
特にブログの記事を書く時は、いつもより集中してパソコンのモニターを観ているので、よけいに目が疲れます。



眼精疲労による疲れは、全身の血流障害を引き起こすリスクがあるんだよ



こ、怖い…
そこで、パソコンの作業時間を減らすために実践していることがあります。
・ブログの記事を書く前に、内容を読書ノートにまとめておく
・頻繁に使う単語はは辞書登録しておく
この結果、キーボードを打つ時間を減らすことができました!
読書ノートの作成については下記の記事に書いていますので、よろしければこちらもご参照下さい。


感想
・健康への意識が高まった
・自律神経のバランスを気にするようになった
多くの学びがありました!
なかでも一番「へえー」と驚いたのは、夏と冬の睡眠時間の違いです。
冬のほうが眠くなる理由に、自律神経が関連していたこと。
体の声に耳を傾けて、自分の体を大切にしようと思えました。
安保徹さんの本は、幸せな人生を生きていこうという前向きなメッセージであふれています。
読んだ後には、ポジティブな気持ちになれます。



他にも、この記事で紹介しきれなかった多数の健康法が記載されています!
ぜひご一読下さい。