あなたには今、何か悩み事はありますか?
私は、あります。
自分のこと、家族のこと、仕事のこと、生活のこと。
数え出したら、きりがないくらいです。
ですが。
以前に比べると、そんなに深刻には悩まなくなりました。
数年前までの私は、いろんなことをうじうじと気にしすぎてしまう性格でした。
他人の言葉や態度が気になってしまって、

「あの人はなんであんなことをしたんだろう?」
「私何か悪いことしたかな?」
と考え込んでしまう癖があり、
「自分から悩みをつくり出している」状態でした。
ちょっぴり自己嫌悪にもなっていました。
このままではいけない、生きるのがしんどい…。
そんな自分を変えるために、少しずつネガティブ思考を手放すように努めました。
そしてようやく、
「ま、いっか」「なんとかなる」と考えるポジティブ思考を身につけることができたんです。
ポジティブ思考になると、生きることが楽になる
ポジティブ思考を身につけられると、いいこと尽くしです。



こんなメリットがあります。
・深刻に悩んだり考えこんでしまうことがなくなる
・気持ちが楽になる
・他人に対して期待しなくなる
↓↓↓
✓自分のやりたいことに没頭できる
✓てきぱきとやるべきタスクを進められ、時間を有効に使えるようになる
✓ストレス由来の体調不良に悩むことがなくなる
深刻に悩む時間がなくなり、自分のやるべきことに没頭できます。
頭の中がスッキリすることで集中力が高まり、タスクの効率も上がります。
また、「病は気から」とはいったもので、深刻な悩みやストレスは、頭痛や腹痛などの体調不良を引き起こします。
健康を維持するためにも、ネガティブ思考にさよならして、ポジティブ思考を身につけましょう。



ポジティブ思考で気楽に生きましょう♪
ネガティブ思考は、自分自身を傷つける
ある作家さんが、こうおっしゃっていました。
「100通のファンレターをもらっても、1通の誹謗中傷があれば、そっちに引きずられてしまう」
ファンレターで「作品が好き」「面白い」と励みになる言葉をたくさんもらっても、
誹謗中傷の内容が1通でもあれば、そちらのほうが強く印象に残ってしまう、ということです。
人は、ポジティブよりもネガティブな出来事のほうが頭に残ってしまう傾向にあります。



だからこそ、「ポジティブ思考でいるという意識づけ」が必要になります。
また、作家の有川真由美さんは、著書『いつも機嫌がいい人の小さな習慣 仕事も人間関係もうまくいく88のヒント』の中でこうおっしゃっています。
「他人のこと」や「過去のこと」など、どうしようもないことを考えても、自分を傷つけるだけ。「ま、いっか」と言えたら、自分もまわりも肩の荷を降ろせるのです。
いつも機嫌がいい人の小さな習慣
仕事も人間関係もうまくいく88のヒント
有川 真由美
考えてもどうにもならないことを思い出しても、自分の心を傷つけてしまうだけなんです。
たとえばネガティブな言葉を受け取ったのが一度だけだったとしても、それを何度も思い出せば、心のダメージは何倍にもなります。
自分で何度も思い出すたびに、心の傷はどんどん深くなってしまいます。
ネガティブ思考は、自分を傷つけているんです。



ネガティブ思考をやめて、自分のことを大切にしましょう。
「ま、いっか」精神を手に入れる方法


- ネガティブな言葉は忘れなくてもいい、
気にしないように努める - 一日に一回、“ま、いっか”と声に出してみる
- ToDoリストを作成して、生活を忙しくする
①ネガティブな言葉は忘れなくてもいい、気にしないように努める
「ポジティブ思考からネガティブ思考に変わるぞ!」と決断しても、
ネガティブな言葉を忘れたり、まったく考えないようにするのは、すぐには難しいでしょう。
ですが。
忘れることができなくても、
ネガティブな言葉を気にしないように努めることなら、できます。



どうやって?



「気にしない、気にしない」と心の中でつぶやいて、ネガティブな記憶は思い出さないようにするんだよ。



それだけでいいの?



まずは、意識して考えないようにするところから。
これなら簡単に始められるよ。
「ネガティブな記憶は思い出さない」。
これが習慣化されると、その記憶は、いつのまにかあやふやなものになっていきます。
気にすれば気にするほど、その記憶は、頭の中でくっきりとした形になって残るんです。
②一日に一回、“ま、いっか”と声に出してみる
ポジティブ思考を習慣づけようとしても、時には、他人の発言や行動で「ん?」とひっかかってしまうことがあるかもしれません。
そんな時も。
気にしてもどうにもならないことは、気にしないようにします。
そして、
「ま、いっか」と声に出してみます。



声に出しているうちに、本当に「ま、いっか」と思えてきます。
これには、根拠があるんです。
アメリカの社会学者ロバート・キング・マートンが提唱した概念に、自己成就予言というものがあります。
『根拠のない予言が、実際の行動に影響を与え、結果的にその予言が実現してしまう』という現象のことです。
真実じゃなかったとしても、言葉にしているうちに真実になります。
声に出すことを習慣化することで、それは自分の思考にもなっていきます。
③ToDoリストを作成して、生活を忙しくする
ToDoリストを作成して、自分自身を「忙しい状態」にします。
「自分は忙しくない」と思っている人でも、いざToDoリストを作成してみると、「これもやりたい、あれもやりたい」と思い浮かぶものです。
もちろん、ToDoリストを書くだけではありません。
きちんとひとつずつ、確実に実行していきます。
ネガティブなことを考える時間を減らすために、他のするべきことで自分を忙しくさせます。
「私は忙しいから、よけいなことは考えない」
と、自分に言い聞かせます。
本当に忙しい生活を送るようになると、「考えてもどうにもならないこと」を考える時間がなくなります。
そのうちに、



あれ?何に悩んでいたんだっけ?
と思えるようになったら、もうあなたは、ネガティブ思考にさよならできています。
「ま、いっか」精神で自分のことを好きになる
私は現在、悩みすぎてしまう性格から解放されて、生きることがとても楽になりました。
自分自身が望んでいた生活を送れています。
もし、以前と同じようにあれこれと悩んでしまう習慣を手放すことができないままでいたら、頭の中にもやもやが残っていたはずです。
ストレスを抱えて、何事にも集中できていなかったでしょう。
そして、自己嫌悪に陥ることもなくなりました。
考え込んでしまう自分よりも、「ま、いっか」とポジティブに考えられる自分のほうが好きです。



「こんな私、悪くないよね」と、自分のことを受け入れられるようになりました。
人は人、私は私。
大切なのは、私がどうしたいか。
他人のことも、過去のことも、気にしない。
自分の意志を貫きます。
そして、今日も私はつぶやきます。
「ま、いっか!」
引用文献:有川 真由美『いつも機嫌がいい人の小さな習慣 仕事も人間関係もうまくいく88のヒント』
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