今回紹介する本は、お笑い芸人で大活躍中のブラックマヨネーズ吉田敬さんのエッセイ集です。
ひとつひとつのエッセイが2~4ページくらいの短いものが多いのでどこからでも気軽に読めます!
作者や出版社は?
ブラックマヨネーズの吉田敬さんの魂のこもったエッセイ集です!
こんな人におすすめ!
本気のエッセイが読みたい
熱くなりたい
お笑い芸人の方のエッセイ本に興味がある
特にブラックマヨネーズ吉田さんのファンの方には読んでいただきたいです。
もっともっと吉田さんのことが大好きになりますよ。
読んだきっかけ
もともとブラマヨ吉田さんのファンで、ファンの方達が本書を絶賛されていたので「これは買うしかない!」と手に取りました
管理人チカチカがどれぐらい吉田さんのファンかといいますと…
・「ウラマヨ!」1の観覧に行きました
・ひらかたパークで「ひらパー兄さん選挙」2のイベントが開催された時に吉田さんに投票しました
・「マヨブラジオ」3を毎週見ていました
これぐらいです。
伝わりましたでしょうか?
吉田さんの言い回しやキレキレのトークは唯一無二のものと思っています。
本の内容は?おすすめポイントは?
ブラックマヨネーズ吉田敬さんのエッセイ集(58篇収録!)です。
エッセイは2~4ページくらいの短いものが多いのでどこからでも読めます。
どのエッセイも面白いですが、目次を見て気になったところから読むのも良いかもしれません。
お祖母さんの話
吉田さんは幼い頃、家庭の事情でご両親とは別々に暮らしておりお祖母さんに育てられました。
このお祖母さんに育てられたことが吉田さんの人格形成に強く影響したのだなと感じます。
吉田さんの優しさのルーツはここからなのね、なるほどと納得しました。
自分の足で買い物に行こう
ネットで何でも買うことができる、便利すぎる世の中に吉田さんは警鐘を鳴らしています。
吉田さんは人間が好きで、人のぬくもりを感じたい人なんだとわかります。
私も同じく、全く人と対面せずにネットで何でもできてしまうことには危機感があります。
お店で買えるものはできる限りお店に出向いて買いたいなと思います。
家族の話
ご家族のエピソードがちょこちょこ書かれています。
それがもう微笑ましい内容のものなんです。
吉田さんは仕事で忙しくて自分でゲームをする時間がとれなくても、奥さんや息子さんがゲームをしている姿を見るのが好きなんですって。
家族思いで素敵ですね…!
照れ隠しもあるのか、ご家族のエピソードはさり気なくサラッと書いてあるのがまた吉田さんらしいです。
ファンとしては、吉田さんがとても幸せそうでうれしいです。
感想
ワードセンスがかっこいい
まず最初に読んで出てきた感想ですが…ワードセンスがかっこよ良すぎます!!
テレビ番組でもキレキレの吉田さん節がこのエッセイでも存分に発揮されています。
文章がとても読みやすくて頭の良い人だなあと感じます。
魂がこもっている理由
読み終わった後に、吉田さんはエッセイを執筆する時に原稿用紙に直接書かれていることを知りました。
今はパソコンやスマホを使って執筆活動をしている人が多そうなので、直接原稿用紙に…というのは珍しいのでは?
パソコンだといくらでも書き直しができますが、手書きだとそうはいきませんよね。
だからこそこの説得力の強い、魂のこもったエッセイが生まれたのだと納得しました。
読みながら共感するところが多くいろんなページに蛍光マーカーでラインを引きました。
本当に読んで良かったです!
- 2010年4月から関西テレビで放送されているブラックマヨネーズの冠番組。
毎週土曜日13:00~のお昼の時間帯に放送されています。(2024年4月現在)
↩︎ - 2010年にひらかたパーク(大阪府枚方市にある遊園地)で開催された、「2代目ひらパー兄さん」を決定する選挙イベント。
ひらパー兄さんはひらかたパークのPRキャラクターになります。
初代ひらパー兄さんはブラマヨ小杉さん。
選挙の結果は、惜しくも吉田さんが敗れ現職の小杉さんが再選となりました。
グッズ販売やテレビCMなど、選挙イベントは大盛況のうちに終わりました。
↩︎ - 2009年から2011年にかけて読売テレビで放送されたブラックマヨネーズの冠番組。
番組名に「ラジオ」が入っていることから勘違いされやすいですが、ラジオ番組ではなくテレビ番組です。
冒頭のブラックマヨネーズの二人のフリートークがファンに大人気のコーナーでした。
この番組を含め、ブラックマヨネーズのお二人は約12年もの間、読売テレビで深夜番組のMCを続けられました。
番組終了時には嘆くファンも多かったとのこと。
管理人もそのうちの一人です…。
↩︎